リオデジャネイロパラリンピックにて、日本選手団の中でもメダル候補として大きな期待が寄せられている、男子車いすテニスシングルスの国枝慎吾選手をご紹介します。
国枝慎吾選手はどんな選手?
パーソナルデータ
- 名前 :国枝慎吾(クニエダ シンゴ)
- 出身校 :麗澤大学(千葉県)
- プレイスタイル:フォアハンド片手/バックハンド両手(右利き)
- 所属 :ユニクロ
2009年にプロに転向し、車いすテニス界で確固たるポジションを築き上げました。
パラリンピックでの戦歴
パラリンピックには、アテネ(2004年)を皮切りに、北京(2008年)、ロンドン(2012年)に出場。今季のリオ(2016年)でも選出され、4大会連続出場を果たしています。
- 2004年 アテネパラリンピック :ダブルス 金メダル
- 2008年 北京パラリンピック :シングルス 金メダル/ダブルス 銅メダル
- 2012年 ロンドンパラリンピック:シングルス 金メダル
2011年のUSオープンで肘を痛め、戦線離脱をしていましたが、2012年のロンドン大会に復帰し、その大会で前人未到の2大会連続金メダルを達成しました。
車いすテニスで多くの偉業を達成
国枝慎吾選手は、日本人史上初となる車いすテニスのプロ選手に転向し、2006年に世界ランキング1位に輝きました。
また、アジア人として初めての世界ランキング1位や世界チャンピオンになっただけでなく、当時の車いすテニス界において誰も達成したことがなかった年間グランドスラム(4大会制覇)を成し遂げました。
車いすテニスを始めたきっかけは「母の勧め」
9歳で脊髄腫瘍を発病し、下半身麻痺で車いすでの生活となりました。その後、小学6年のときに、母の勧めがきっかけで車いすテニスと出会い、高校時代に頭角を現して現在に至ります。
座右の銘は「俺は最強だ!」
座右の銘からもメンタルの強さが伺えます。8年以上も世界ランキング1位に君臨し続けた国枝選手。その強さは、フェデラー選手や錦織選手も称賛するほど。
これで国枝選手の基礎知識はバッチリ!
リオパラリンピックでの活躍が期待される国枝選手の経歴などをご紹介しました。この基本情報を押さえながら見れば、応援にもより力がこもりますよ。
国枝選手の熱い戦いを、見守りましょう!
(image by amanaimages)